鳥羽駅から海辺までは、驚くほどすぐ。駅から徒歩2分の佐田浜東公園を抜ければ、船が行き交う港、鳥羽湾に浮かぶ島々、真珠の歴史に触れられる施設がひと続きになります。車を使わず、海の景色と鳥羽らしい文化をゆったり楽しみたい日に似合う散策コースです。
一日のポイントは、午前に港とミキモト真珠島を巡り、午後は鳥羽水族館か城山公園を選ぶこと。すべてを急いで回るより、天候や興味に合わせて一か所を主役にすると、鳥羽湾沿岸の時間を味わえます。
目次
鳥羽駅から、港の景色へ
9時ごろに鳥羽駅へ着いたら、まず駅構内の鳥羽市観光案内所へ。案内所は9時から17時30分まで開いており、散策前に当日の施設情報や交通案内を確かめられます。
駅から佐田浜東公園へは徒歩約2分、鳥羽マリンターミナルへも徒歩約5分です。佐田浜東公園から「カモメの散歩道」へ進み、港を出入りする船や島々を眺めながら歩きましょう。マリンターミナルは鳥羽の離島を結ぶ市営定期船の玄関口。乗船しなくても、鳥羽が海とともに暮らすまちであることを感じられる場所です。

真珠文化に出会う午前
港から海沿いを南へ進み、午前の主役となるミキモト真珠島へ。鳥羽駅からは公式案内で徒歩約5分です。
島内の真珠博物館では、真珠ができる仕組みや養殖方法、生産と流通を資料・模型・映像から学べます。御木本幸吉記念館では、鳥羽に生まれ、日本の養殖真珠産業を築いた御木本幸吉の歩みと郷土との関わりを紹介。海の景色を眺めたあとに展示を見ると、鳥羽湾が産業や文化を育ててきた背景まで見えてきます。
2026年9月19日から10月12日までは9時から17時30分まで営業し、入場券の販売は閉場60分前までです。営業時間は季節で変わり、毎年12月には休業日もあるため、訪問日はミキモト真珠島の営業案内で確認してください。
午後は「海の生きもの」か「湾を望む高台」へ
屋内でじっくり過ごすなら鳥羽水族館
午後も館内展示を楽しみたい日は、鳥羽水族館へ。鳥羽駅から徒歩約10分の位置にあり、真珠島と同じ沿岸エリアで移動できます。通常は9時30分から17時まで、最終入館は16時。2026年9月19日から23日は9時から17時30分まで延長され、最終入館は16時30分です。年中無休ですが、荒天などによる変更があり得るため、公式の営業案内を当日も確認しましょう。
景色と歴史を選ぶなら城山公園
屋外を歩ける天候なら、鳥羽城跡に整備された城山公園へ向かうプランもあります。九鬼嘉隆の本城があった高台で、鳥羽湾を見渡せる場所です。鳥羽駅から城跡までは徒歩約10分。坂道があるため、真珠島を見学したあとに無理なく歩けるかを基準に選びましょう。
水族館をゆっくり見る日は城山公園を省き、城跡と港の風景を楽しむ日は水族館を次の機会に残す。このくらいの余白が、日帰り散策にはちょうどよさそうです。
海辺の天候に合わせて、コースをしなやかに
出発前は、気象庁の三重県・伊勢志摩地域の天気予報に加え、警報・注意報も確認しましょう。海沿いは風や雨の影響を受けやすいため、強風や大雨が予想される日は、カモメの散歩道や城山公園を短縮し、真珠博物館や鳥羽水族館で過ごす時間を長めに取るのがおすすめです。
暑い日は朝のうちに港を歩き、日中を屋内施設へ。晴れていても飲み物と帽子を用意し、港や坂道ではこまめに休憩してください。荒天時には施設の公式サイトと公共交通の運行情報を優先し、海辺へ無理に出ない判断も大切です。
疲れたら、かもめバスを散策の助けに
鳥羽駅、鳥羽マリンターミナル、中之郷桟橋周辺は、鳥羽市のコミュニティバス「かもめバス」で結ばれています。歩く距離を減らしたいときは、中之郷桟橋や鳥羽水族館前付近から駅・マリンターミナル方面へ戻る便を候補にできます。
平日と土日祝日では発車時刻が異なり、鳥羽駅に停車せず鳥羽バスセンターを利用する便もあります。乗車前に鳥羽市の最新時刻表で、停留所、行き先、運賃を確認してください。

海と文化が近い鳥羽を、自分の歩幅で
鳥羽駅を起点にすると、海辺の公園、港、真珠文化の展示、湾を望む高台までをコンパクトにつなげられます。晴れた日は港と城跡へ、雨の日は真珠島や水族館へ。予定を詰め込みすぎず、その日の海と空に合わせて選ぶことが、鳥羽らしい一日を楽しむコツです。
出発前に公式情報を確認
観光案内や当日の相談は、鳥羽駅構内の鳥羽市観光案内所を利用できます。
鳥羽市観光案内所
所在地:三重県鳥羽市鳥羽1-8-13 鳥羽駅構内
電話:0599-25-2844
案内時間:9:00〜17:30
ついなう!